生活残業をやめさせる方法｜経営者・同僚・自分の3つの視点で解説

「ダラダラ残業して生活費を稼ぐ生活残業をやめさせたい」
「わざと残業して多く手当てをもらう行為が許せない」

と思っている人も多いのではないでしょうか。

生活残業^※は、無駄な人件費がかかるし、社員のモチベーションも下がるので、今すぐにでも無くしたい行為ですよね。

※生活残業とは、生活費を稼ぐためにダラダラと残業をする行為のこと

でも「生活残業」と「本当に必要な残業」を見分けるのは困難。

さらに、上司の立場から指導したとしても「必要な仕事なので」と言われるので、止めるのが難しいのが実情ですよね。。。

また、あなたが生活残業者の「同僚」の立場の場合は、

直接的に指導もできず、横でイライラするしかない…

という状況の方も多いのではないでしょうか。

はたまた、生活残業をやっている人の中にも、

「生活のためにしょうがなくやってるけど、本当は生活残業なんかしたくない…」

と思っている方もいるかもしれません。

この記事では、そんな「生活残業」をやめさせる方法を、

• 経営者目線
• 同僚目線
• 自分目線

の3つの目線で紹介していきます。

生活残業をやめさせて、真面目に働く優秀な社員がいきいきと働ける環境を作り、

会社の業績を上げてみんなでハッピーになりましょう。

最新AIの考える「生活残業をやめさせる方法」とは…？

生活残業をやめさせる方法（経営者目線）

経営者目線で、生活残業をやめさせるにはどうしたらよいでしょうか。

ここでは、実際に取り組んで成果があがっている例を挙げながら、6つの「生活残業やめさせ方」を紹介します。

給料をUPする

まず最初に確認したいのが「給料UPを検討する」ことです。

生活残業をする大きな理由は「薄給」だからです。

要するに、十分生活できるだけの報酬が得られていれば、生活残業をする人などいなくなるのです。

（そりゃ、自分の自由な時間を謳歌したいですよね）

社員一人ひとりが生活できるだけの給料になっているか。

まずはそこを見直してみましょう。

残業を「申請制」にする

もし、あなたの会社が自由に残業できる制度なら、残業を申請制に変えましょう。

社員が残業したい場合、以下の3つのポイントを抑えて残業させるようにしましょう。

• 残業をする際には、上司に申請をする
• 上司から許可が出たら、残業が認められる
• 上司に申請せずに、勝手に残業をしても、残業代は発生しない

残業を申請制にすることで、生活残業しづらい雰囲気を作り出せます。

さらに、不正な残業も発見しやすくなります。

…さすがに、毎日毎日同じメンツが残業を申請してきたら、上司としても「今なんの仕事をしているんだ？」とチェックしやすくなりますからね。

生活残業が目立つ場合は、その上司を罰する

生活残業をやめさせるために「生活残業が目立つ社員がいた場合は、その上司を罰する」という方法も効果的です。

人は「自分への影響」よりも「他人への影響」の方が行動しやすいという性質があります。

ペンシルベニア大学で行われた実験に、以下のようなものがあります。

つまり、「自分の行動のせいで、他人に影響を与えてしまうかも…」と思わせることで、行動を変えやすくするのです。

この例を、生活残業に置き換えるなら、

「自分が生活残業したことにより、自分が指導を受ける」ことよりも、

「自分が生活残業したことにより、上司が指導を受ける」方が、生活残業者は行動を改めようとするのです。

…上司には少し酷な役割を与えることになりますが、

生活残業が目立つ場合は「上司を罰する」という方法は効果があるので、

検討してみてください。

（もちろん、これをすることで「上司が必死で仕事スケジュール管理をし始める」という効果もあります）

残業に上限を設定する

残業に上限を設定する方法も、よく見られる対処法です。

• 残業時間が月◯時間以上を超えると、アラートが鳴る
• 残業時間が月◯時間・3ヶ月以上続くと、人事部から調査が入る

などをすることで、生活残業をするの心理的なハードルを上げられます。

また、残業代の上限を設定して対応するケースもあります。

残業代の上限（月◯時間までは支払われるが、それ以降は無し）があれば、残業の意味がなくなるので、早く帰るようになります。

ただし、上限を設定すると「上限までもらわないと損」と考えてダラダラしてしまう社員が出てしまうので、残業代の上限を設定するかどうかは慎重になったほうがよいでしょう。

「残業が多い人を評価する」という古い考えを捨てる

「今でもこんな評価を採用している企業があるのか…？」とビックリするのですが、

〈残業が多い人を評価する〉という考えで経営している会社が、まだまだ存在しています。

残業が多い人を評価するという考えは、

「ダラダラと仕事をする生活残業者を優遇するよ〜」
「テキパキ仕事をして定時で帰る優秀な人材は安月給ね〜」

と言ってるものなので、その古い考え方は即座に変えましょう。

副業を推奨する

「どうしても今以上に給料を上げてあげられない。。。」

という会社も多いことでしょう。

そうであるなら、副業を推奨しましょう。

ダラダラと残業されて、人件費が上乗せされていくぐらいなら、

全員テキパキと定時まで仕事をしてもらって、

足りない生活費は勤務時間後に好きに自分たちで稼いでもらったほうがいいです。

また、副業解禁することにより社員のマーケティング能力がUPするので、会社の経営にも生かされることが多いです。

副業を推奨したら、

• 無駄な人件費削減
• 定時までテキパキと働くようになる（仕組みは必要です!）
• 社員のマーケティング能力がUP

という一石三鳥の恩恵が得られますよ。

もし今、副業を禁止しているなら、副業解禁を視野に入れてみてはどうでしょうか。

最新AIの考える「生活残業をやめさせる方法」とは…？

生活残業をやめさせる方法（同僚目線）

生活残業をしている同僚を見ると、イライラしますよね。

「私たちが汗水たらして得た報酬が、あんな無能社員の生活残業代に充てられるなんて…」
「効率よく仕事をしている人の方が給料が低いなんて、不公平すぎる！」

…とはいえ、上司の立場でもないあなたが、指導をしてやめさせることは難しいですよね。

そこで、同僚の立場から「生活残業をやめさせる方法」を3つ考えてみました。

上司に通報する

まずは定番の方法「上司に告発・通報する」です。

同僚のあなたが注意したところで、ほぼ効果は見られないでしょう。

そのため、生活残業者の日頃の勤務状況を上司に伝えて、指導してもらいましょう。

あまりにもひどい場合は、上司に相談して、「残業を申告制にする」「生活残業についてのルールを作る」などができないかを上層部に伝えてもらいましょう。

生活残業の告発・通報の詳細については、こちらをご覧ください↓

「生活残業は悪だ！」という雰囲気を作り出す

2つ目の方法は、社内全体で「生活残業は悪だ！」という雰囲気を作ることです。

真面目に仕事をしている人に話しを持ちかけて、

「生活残業はよくないからやらないようにしよう！」
「生産性を高めて定時で帰れるように競おう」

といったような風潮を作り、生活残業をする人が肩身の狭い思いをする雰囲気づくりをしましょう。

生活残業は、きまり・ルールがなくても、社内の雰囲気次第であるていど抑制できます。

真面目に働いている人が得をする職場を作っていきましょう。

「あなたが副業で稼ぐ」という方法も

3つ目は、あなたが副業でたくさん稼ぐという方法です。

毎日あなたが定時で帰っていく姿を見た生活残業者は、あなたにこう質問してくるでしょう。

「残業しないで生活費は大丈夫なのか？」

そして、こう答えるのです。

「実は副業始めたら、残業代よりも稼げるようになったんだよね。」

そうすれば生活残業者も副業へとシフトし、生活残業者を減らすことができます。

でも、問題は「そんな副業あるわけ？」ということですよね。

実は、生活残業していた私が、「好きなときに」「在宅でも」稼げるようになった副業があるんです。

生活残業をやめる方法（自分目線）

生活残業をやめる方法は1つしかありません。

それは、残業代よりも多くの収入を得ること。

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もしあなたが20代なら、「転職して待遇のいい職に付く」という方法で、今よりも多くの収入を得られるようになります。

まずは、自分の地域にピッタリのサービスをチェックしてみましょう↓

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「年齢的に転職しづらい人はどうしたらいいの？」

という方にも、生活残業をせずに収入をUPできる方法があります。

それは「副業」です。

副業は「即効性」があって、「誰でも確実に成果」が出せて、「ラクに継続」できるものを選びましょう。
（じゃないと、副業を継続できません）

いきなり難しい副業に手を出してしまうと、

「副業って大変だな…。これなら生活残業してたほうがマシやわ。。。」

と逆戻りしてしまうので。。。

間違っても「ブログ」「YouTube」など、稼げるまでに時間がかかる副業を選ばないようにしましょう。

まとめ：生活残業をやめさせて、みんなでハッピーになろう！

経営者・同僚・自分の3つの視点で「生活残業をやめさせる（やめる）」方法を紹介してきました。

生活残業は、会社的には人件費の無駄遣いと同僚のモチベーション低下という負の効果だらけの悪行です。

また、生活費を稼ぐための方法としても「ベスト」な選択肢ではありません。

もし、生活費をもっと稼ぎたいのであれば、在宅でラクにたくさん稼げる副業をするのが賢い選択です。

まずは副業を試してみて、手応えを感じたら生活残業を0にしていきましょう。