あなたは、生活残業のことを「仕方がない」と思いますか?
それとも、生活残業のことを「許せない」と思いますか?
※生活残業とは、生活費を稼ぐために目的もなくダラダラと残業をすること
世の会社員が、どのように思っているのか気になったので、意識調査アンケートを実施しました。
この記事では、「生活残業は仕方がない?許せない?」のアンケート結果を紹介します。
また、アンケートの結果から見えた「問題点」から、
「生活残業は仕方ない?許せない?」論争を解決するためのアイデアもお伝えします。
記事を読むことで、世の会社員が「生活残業」についてどう考えているのかが詳しくわかるようになりますよ。
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「生活残業は仕方がない?許せない?」アンケート結果で多かったのは…
生活残業は「仕方がない」のか「許せない」のか、アンケートを実施※しました。
※実施期間:2024年3月21日〜22日・クラウドソーシングサイトにて・20代〜60代、男性60名女性40名の合計100名を対象に実施
その結果、
- 生活残業は仕方がない:52%
- 生活残業は許せない:48%
という結果になりました。
若干「仕方がない派」の方が多くなりましたが、ほぼ同数の結果と言えます。
それぞれの人が、どのような主張をしているのか、詳しく見ていきましょう。
生活残業は「仕方がない派」の主張
まずは、52%を獲得した「生活残業は仕方がない派」の主張を見ていきましょう。
生活残業は「仕方がない派」には、次の2つのグループに分かれます。
- 「”非・生活残業者”による仕方がない派」グループ
→自分は生活残業をしていないけど、生活残業している人を見て「仕方がない」と思っているグループ - 「”生活残業者”による仕方がない派」グループ
→自分が生活残業をしていて、「生活残業は仕方がない」と思っているグループ
「非・生活残業者」「生活残業者」それぞれの主張を見てみましょう。
「非・生活残業者」仕方がない派の主張
まずは、自分は生活残業をしていないけど、周りの生活残業者の様子を見て
生活残業をするのは、仕方がないよな〜
と思っている「非・生活残業者」の主張を見ていきましょう。
ダラダラ仕事しても、会社や同僚などに迷惑がかかっていなく、
そこまでしないと生活が厳しいならアリだと思う。
というより仕方がない。
(40代男性)
本来ならそういう姑息なことをせずとも、
十分生活していけるくらいの賃金や物価であるべきでは、と思う。
(30代女性)
元々給料が多い仕事ではないこと。
また生活残業をしている人が子ども5人で奥さんが専業主婦だったので、
いい気分ではないが、生活が苦しいのだろうと思っていたから。
(30代女性)
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給料が安い、上がらないなど生活が厳しいと仕方ないと思う。
(40代女性)
元々給料が多い仕事ではないこと。
また、生活残業をしている人が、子ども5人で奥さんが専業主婦だったので、
いい気分ではないが生活が苦しいことが想像できたので。
(30代女性)
そもそも会社の給与が低いことや、全員の仕事量やスピードを把握できてない組織に問題があると思うから本人は悪くないと考える。
(20代女性)
「”非・生活残業者”による仕方がない派グループ」の主張は、
- 本当は、生活残業がよくないことであると理解している
- でも、生活の苦しい人・会社の給与体系を見て「しょうがないよな…」と思っている
といった内容が多かったです。
目の前の困った人を見ると、寄り添いたくなる優しい性格の持ち主が多いのかな?という印象を受けますね。
「生活残業者」仕方がない派の主張
続いて、自分が生活残業をしている人の主張を見ていきましょう。
見合った給料をいただけていないと思うことがあり、
どんなに成果をあげても給料が上がらないなら、
生活残業することもひとつの手だと思うから。
(20代女性)
生活残業でも仕事をしていないわけではないし、
お金のために働いているから当然なこと。
(30代男性)
1日1時間生活残業をするだけで、
その日の食費分が賄えるため、お得に思えるから。
(20代男性)
インフレが進み、生活費が苦しくなってきました。
少しでも足しになればと思い、残業することがあります。
(40代男性)
住宅ローンや子供の教育費を支払い続けるためには、
仕方がないと思います。
(50代男性)
副業禁止されてるから
(20代男性)
仕事内容に対して会社のお給料があまり良くないことを不満に思っている社員が多く、
その結果、生活残業をしてしまう人が出てきてしまうのは仕方ないと感じます。
(40代女性)
会社が15分区切りでの勤怠しか許しておらず、あと2分で15分になるのにといった場合で残業にカウントされないことになる。
そのため、例えの2分であれば2分待って退勤することで残業をカウントしている。
(30代男性)
帰宅してもすることがない。
(20代男性)
会社もある程度、残業をしての給料をおりこみ済の賃金設定になっているようなところも、見受けられるような気がする。(給料が安い)
ただ、ダラダラとたいして何もせずにいるのではなく、最初から、朝~残業までのんびりペースの作業になっちゃっているようです。
(50代男性)
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残業代がほしいから。
(30代男性)
基本給が安いので残業代がないと月々の生活費が足りないから。
(40代男性)
インフレが進み、生活費が苦しくなってきました。少しでも足しになればと思い、残業することがあります。
(40代男性)
単純に自分の生活を豊かにするために1円でも稼ぐ事が目的ですが、
私の会社では権力を持った人とその取り巻きに成果以上の給料が支払われているのが顕著です。
逆にそれ以外の人達は頑張っても成果に見合った給料を支払われません。
そのような事実を目の当たりにすると、真面目に仕事をするのが馬鹿らしくなり、
1秒でも長く無駄に過ごして会社からお金を取ってやろうと思っています。
(30代男性)
採用条件で残業代込みで年収を提案されており、残業しないとその金額には届かないため
(40代男性)
「”生活残業者”による仕方がない派」グループの主な主張は
- 生活費が足りない
- 物価高で生活が苦しい
という、苦しい状況なのがわかるようなものや、
- もともと給料が少ない
- 仕事内容に見合った給料が支払われない
- 副業が禁止されている
という会社の制度・給料体系への不満に関わるものも多く見られました。
中には、
- お得だから
- のんびりペースの作業をしている
- 残業カウントされてから帰る
と言った、ちょっとズルい(ズル賢い)意見もありました。
生活残業は「許せない派」の主張
続いて、生活残業は許せない派の主張を見ていきましょう。
頑張っている人、誠実に仕事をする人に対して、
悪いと思う気持ちがないので、仕方が無いとは思えない。
(50代女性)
余計な報酬が発生する事は会社にとって不利益であるから。
(50代男性)
生活残業をする人たちによる無駄な人件費増で会社を圧迫するよりも、
基本的には、残業代よりも基本給が上がって収入増の方がいいと思っている為です。
(50代男性)
理由があれど、「生活残業」でお金を稼ぐという考えが社会人として間違っているように思います。
本来自身の働きに応じた給料であるべきであり、
内容が充実していない時間へ支払われるべきではないと考えるからです。
(30代女性)
仕事を効率的に早く終わらせ、自分の時間を有意義に使ったほうがいいと思うため。
(30代女性)
会社にとって生産性や利益が無いから。
(40代男性)
生活残業は甘え。
怠惰が招くことだから。
人がしっかりしていればそうはならない。
(30代男性)
労働の対価に見合わない賃金は、一緒に働いている方達がよく思わない。
他の従業員のモチベーションに影響が出るので控えたほうがよいと思います。
(40代男性)
みんなで働いたお金を吸い取っていくからおかしいと思う。
(50代女性)
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会社に損害を与えているから。
(30代男性)
前職では生活残業者がいたが、定時後は会社にいるだけで本当に何もせず、何かを頼んでも無言で席を離れてしまうような方だった。
こちらは早く帰りたいのに、、、仕事があるのにと、非常に怒りを覚えた。
あのようにならないようにしようと、今でも反面教師にしている。
(30代男性)
当たり前に許される雰囲気に繋がる→長い目で見て会社として損害になり、
結局は社員にとっても損害になるので。
モチベーションを上げてガンガン給料が上がる会社を
みんながイメージできるようにしていくほうが良いと思います。
(50代女性)
お金が欲しい気持ちは分かるが、
ダラダラ残るのは会社にも真面目に仕事している人にとっても
迷惑だと思うから。
(30代女性)
意味もなく会社にいる社員もいるし、早く終わらせられる仕事も大変そうに見せている社員もいるから。
(50代男性)
仕事では信頼関係が大切だが、意味もなく残業する人とは信頼関係を築きづらいと思うからです。
(20代女性)
許せない派の主張をまとめると
- 真面目な人が損をするのは許せない
- 余計な人件費がかかるのは、会社にとって不利益
- 他の社員のモチベーションが下がる
という、会社の利益や社員のモチベーションという「全体の調和」を守る意見が多かったです。
生活残業「仕方がないvs許せない」論争の解決策は?
生活残業は「仕方がないvs許せない」論争から、いくつかの問題点が見えてきました。
問題点をまとめると、以下のようになります。
- 基本給だけでは生活ができない
- 物価高なのに給料が上がらない
- 無駄な人件費が払われるのはよくない
- 不公平はダメ
(真面目にやっている人が損するのはダメ - 他の社員のモチベーションが下がる
これらの問題点を解消する一番の方法。
それは「会社の給料が劇的にUPする」こと。
もし、基本給だけで社員全員がきちんと生活ができるようになったら、
- 生活残業する必要がなくなる
- 生活残業がなくなれば、無駄な人件費0・不公平感0
- 仕方ない派も許せない派もみんなハッピー♪
…でも、突然給料が劇的にUPするなんて、現実的ではありませんよね。
来月から急に給料が10万円UPするわけないですし、
何よりも会社の給料というのは、「社員」にはコントロールできないことです。
あなたがまだ20代で、行動力があるのであれば「転職」という選択肢もあります。
「今の職場の財源では、あなたの市場価値にあった給料がもらえない…」
というケースは多いので、転職することであっさり収益が増えるという人も多いです。
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「もう35歳超えてしまって、転職するのはハードルが高すぎる…」
と思ったあなた。
まだ方法はあります。
生活残業「仕方ない派」も「許せない派」も、両方ハッピーになれる方法が。
(経営者もハッピーになれる)
それは、「自分の好きなときに稼げる副業で稼ぐこと」です。
十分な生活費が稼げなくて困っているのなら、
その分「副業」で「好きなときに」に稼げれば解決すると思いませんか?
自分の好きなときに稼げる副業があれば、
- 収入が増えるので残業しなくてOK(生活残業者がうれしい!)
- 無駄な人件費がなくなる(経営者うれしい!)
- 不公平感がなくなり、頑張っている人が評価される(周りの同僚もうれしい!)
- 定時で帰りたいと思うようになるので、仕事の生産性がUPする(会社全体のプラス)
- 「好きなときに稼げる」ので、人生の幸福度も上がる
- プライベートも充実する
みんなハッピーで解決です。
「いやいや、そうはいっても自分の好きなときに稼げる副業なんてあるわけないでしょ。」
と思いますよね?
…あります。
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生活残業は「仕方ないvs許せない」論争を解決しよう
「生活残業は仕方がない?許せない?」に関わるアンケート結果と、
「仕方ないvs許せない」論争を解決するアイデアを紹介しました。
生活残業「仕方ないvs許せない」の意見は、見事に半々に分かれましたね。
物価が高くなっているのに、一向に上がらない給料。
この状況を「みんなハッピー」な状態で解決するのは、自分のすきなときにできる副業をするのがおすすめ。
- 生活費がギリギリ…、でも本当は生活残業したくない。
- 自分よりも、ダラダラ残業してる人の方が給料多くもらってるのが許せない…
という方は、ぜひ副業にチャレンジして、余裕のある生活を手に入れましょう。
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生活残業度・診断テストを作りました!
5つの質問に答えるだけのかんたん診断です。
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